SHIBARAKU

人生イージュ★ライダー

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ねぇ、探偵って、どんな依頼も引き受けてくれるの?

探して欲しいものがふたつあるの

ひとつめは 証拠

ふたつめは 記憶


失われた私の記憶を取り戻して欲しいんだ




「EVE -new generation-」クリアいたしました!

どんな作品でも続編は難しいものです。

「EVE burst error」は1995年に発売され
今現在もファンの心に残る名作
そして打越鋼太郎氏も「Ever17」という名作を残しました

EVEファンと、打越氏ファン
双方の期待に応えるのは並大抵の事じゃありません

前作のEVEを越えたか?Ever17を越えたか?と聞かれれば、NOかなー?
でもこれは、人によって違う事ですし
越えたと思う人も居て当然であり、あくまで私の意見です

この作品はタイトルの「new generation」にもあるように
昔のEVEと分けて考えた方が良いです。

各サイトで言われているように「打越EVE」と考えた方がが良いですね

レビュー行きます!

評価:★★★★☆

途中ネタバレ有りなのでお気をつけ下さいマセ
テーマは「目に見えないもの」だそうで

never7とEver17の時は、鈍い私にもテーマがガンガン伝わってきたのですが
今回はちょい分かりにくかったです。

CG
キャラクターデザインは橋本タカシ氏
CGに関しては文句ないです、可愛いと思います
まりなをもうちっと格好良く描いて欲しかったなとは思いましたけど!

音楽
良くも悪くもなく、普通でした。
日付が変わるときに流れる音楽は懐かしくて好きでした。

システム
微妙な所あり。

設定が変更できるのは

既読スキップの有無
文字表示速度
ターゲット選択 固定 連動
音声設定


で、ターゲット固定、連動なんですけど
連動の時だと方向キーを押しながらクリックで
それが面倒だったから固定にしてみたものの
一回クリックしたらカーソルが元の位置に戻ってしまいます

押しながらクリックか、一回押してクリックかの僅かな違い
…あんまり意味ないかも
カーソルは戻らないようにして欲しかった
あとオートプレイ機能はつけれなかったんでしょうか?
そこも残念

クリア後のおまけ
調査報告書なんですけど、今時CG観覧だけでは寂しすぎます
作中に使われた音楽再生くらいはあっても良かったのでは?
あと、贅沢を言えばシーンのショートカット

私だけかもしれないですけど良いシーンは何度でも見たいので
直前セーブして何回も見るのですよ
誰がどこを名シーンと思うかは分からないと思うので
大まかなショートカット、日付ごととかがあれば助かるかな

セーブ画面、CG観覧画面、システム画面共に
もうちょっと凝って欲しかった
古くさいというか、雑なイメージがします

シナリオ
「EVE」の続編と言うより打越氏が書いた「EVE」
シナリオライターさんが違うし、これはしょうがない事
そして当たり前の事なんですけどね

また遺伝子、精神学的な難しい文章が出てきたりで
打越氏のシナリオは毎回理解するのに苦労するんですけど
意味の無い文章を書く人ではなく
必ず後半で繋げてくれると信じてプレイしていました

後半になってそれが一字一句読み落としてはいけない
大事な伏線だった事に気づき
バラバラになっていた線が一本に繋がって行く瞬間!
待ってたぞ!と言うか、何とも言えないですね!
打越流というか、この人特有です!

次回EVEシリーズについては

「もともとは菅野さんが生み出したものですから……
ぼくに許された範囲はここまでかな?」

というような事をブログでおっしゃってましたね

登場人物は今回新しく追加された人物(打越氏が生み出したもの)
に関しては小次郎が拾った犬でさえも物語に深く関わってるのに対し
EVEのレギュラーメンバー(氷室、弥生等)は凄く薄い存在となっています
氷室なんかはほんとファンサービス程度で…

やはり、その人が生み出したキャラというのは
他の人が書くと違和感というかムリが出てきて
打越氏自身「EVE」ファンであり
これ以上その世界を崩したくなかったのかも知れませんね
続編を書けば書くほど
「菅野EVE」からは離れていくわけですから

ともあれ「-new generation-」は面白かったです!
EVEシリーズを大切に思っているなーという気持ちが見えました



ここから本当にネタバレです

キャラクター

天城 小次郎|あまぎこじろう

「俺」は正義の味方なんかじゃない!
ただのしがない探偵だ!
金にならない依頼は受けない
仕事に私情は挟まない
今までずっとそうやってきただろう…?
なのに、なぜだ… 俺の足は止まらない…


クール&ホット
冷淡を装いつつ、熱血
打越氏のシナリオでさらに熱血さが増したような気がします

元々好きなタイプのキャラ

法条 まりな |ほうじょうまりな

泣き尽くしたときには身も心もカラカラに千乾びていた
知ってる?
乾けば乾くほどものは燃えやすくなるってこと
知ってる?
失うものがなにもない人間ほど強いものは無いって事


今回大災難でしたね、まりなは…
かなり弱い部分を見せつけられましたが
やっぱり芯は強かった、そして最後まで決して諦めない

小次郎の活躍が多かったので今回影が薄かった気も…

紀瀬木 乃依|きぜきのい 紀瀬木 アルト|きぜきあると

じゃあ、もし何かあったら
私のこと… 助けてくれる?
約束だからね


紀瀬木 初海の孫であり
紀瀬木 エフィの娘である
双子の姉妹

表向きはそういう設定

実際は惨殺された初海の娘のクローン
初海は「人類をひとつに戻す」計画の為
鏡像段階に入る前に二人を同一人物として育てた

結果、彼女たちは二重人格の逆である「二重身体」を得る
二重身体とは
乃依というひとつの人格が二つの肉体を持ち
アルトというひとつの人格もまた二つの肉体を持つとゆう事である
彼女たちは二つの肉体を行き来できる
「境界」が無いのだ

紀瀬木 エフィ |きぜきえふぃ

私のクローン胚が作り出されたとき 母は44歳でした
つまり私の肉体は、見た目には26歳でも
細胞の年齢は70歳を越えていると言うことです


「ヴィジョン」実現の為に作られた初海のクローン
初海は71歳の老婆だが、エフィは26歳
クローンに受け継がれるテロメアは細胞核移植を行った
当時のドナーと同じ長さになる為、細胞は71歳
故に寿命も短い。

紀瀬木 初海 | きぜきはつみ

人類は何故小湊という欠陥品を世に送り出したのでしょうか
それは他ならぬ人類そのものに欠陥があるからです


悲しき遺伝子工学者
デボラ製薬、ブラーの創始者であり総帥

当時ミカエル・ベルシュタインと恋仲にあったが
親に強要され大財閥である小湊 龍司と結婚
彼は異常な性癖の持ち主だった、故に子供を作ることが出来ない

初海はミカエルとの間に子供ができ
小湊の元から逃亡し出産
しかしそれを小湊は許さなかった

初海の所在を突き止め二人の子供を
常識では考えられないようなやり方で惨殺
原型をとどめていたのは耳だけだった

殺されたのは戸籍上存在しない二人の子供
財閥の力でもみ消すのはたやすいことであった

自分がいて、二人の子供がいる幸せな日々
平和で穏やかで満ち足りていたかつての思い出
しかし二人の子供はこの世を去り
自分だけが一人取り残される悲劇を彼女は忘れられなかった
幸せを取り戻したかった

彼女は唯一原型をとどめていた娘の耳から
クローンを作り自分のクローンも作り
その幸せな「ヴィジョン」を再現したかった

しかしまた小湊はやってきた
クローンである双子の一人を連れ去り、惨殺
そしてまたお金の力で真相は闇に消えます

愛しい存在を同じ男に3つも奪われた初海
貴い記憶は無惨に打ち壊され
かけがえのない想い出も壊された

その時彼女の心の中にわき起こったのは
言葉では到底言い表せるものではない「怨念」だった

理性を無くした彼女の怒りは
「小湊」という存在を作り出した
人類という種全体に向けられる事になったのである

感想
EVEシリーズと言えば人が良く殺されるんですけど
どのシリーズだったか無意味に人がバタバタ殺されて
殺す意味あったの?みたいな不快感を覚えた記憶があります

今回はシナリオ上、仕方ない感じのばかりだったので納得は出来ました

蜂、ブラー、ラベイユ、蜜蜂…

キーワードとなる蜂は社会的昆虫
巣にはたったひとつの女王蜂
9割以上の雌蜂、1割未満の雄蜂で構成されています
雌蜂は雌であるにもかかわらず、子供を産む事が出来ない
それでもみんな同じ目的の為に巣を守ります

自分の指や腕に自我が存在しないのと同じく
雌蜂にも自我が存在しないからです
そこに争いなどあるはずが無く
殺し合ったり奪い合ったりという事も無い

彼女の目指したのはそれだったのでしょう

ただ、悩みや苦しみが無くなると言う事は
同時に喜びも幸せも無くなると言う事

彼女の計画は二つ

「遺伝子の統合」
「人格の統合」

もうこれは、書くと長くなるので割愛…
遺伝子の統合方法については恐ろしい事になってました

でもこの人は非現実的な事を「科学では解明できない事」とか「奇跡」
にして逃げずに、科学的に説明する
「never7」や「Evre17」でもそれをちゃんと証明してましたからね
(難解すぎて全部は理解できなかったけど…

打越氏は視覚トリックが上手い
今回は「目に見えないもの」がテーマだそうですが
思い返してみればなるほど、という部分が多々あります
人は視覚に頼りすぎているという事です

テレポーテーション
目の前から忽然と人が消えて別の場所に移動した
部屋は密室、そんな事はあり得るはずもないが
「真実」は多数決で決まる
誰かがそれを真実だと言い
人やみんなに証明できればそれは「真実」になる

では証明できず、信じてもらえず
それはテレポーテーションなどではない!
と言っている自分の発言(真実)とは何か?
それはただの「妄想」という事になる

種を明かせば単純なトリックに過ぎなかったんですが…

顔や声や名前が同じであれば、それは同一人物か?
まりなの会いに行った大隈 朋義と
小次郎が会いに行った大隈 朋義
プレイヤーからすれば同じ大隈 朋義に会っているものだと
思いこむであろう

ここでエフィのテストした「視点取得」がキーワードになってくる
子供達に赤い画用紙を見せて「これは何色ですか?」と言う
当然帰ってくる答えは「赤色」
「では、私が見ている色は何色でしょうか?」との問いかけに
子供達は一斉に「赤」と言う。 しかし答えは「はずれ」
画用紙の裏は青色だったのだ

青色の画用紙を見せられて
初めて赤色の画用紙の裏側は青色だったという事に気付く
同じテストをもう一回やると、今度は青と答えるだろう

プレイヤーは小次郎編で「大隈 朋義」の顔を知っている[実際にはフェイクだが]
まりな編では後ろ姿しか出て来なかった
「大隈 朋義」という名前と後ろ姿で
顔が見えない「大隈 朋義」の顔を勝手に決めつけていたのだ

3人目は本当に殺されたのか
実際、3人目は死んでおらず
プレイ開始時から初海が死んでいた

初海だと思っていたのは初海の格好をした乃依だった
最後の最後でこのトリックが明かされる。

ともあれ、明るい余韻を残した終わり方で良かったです
EVEシリーズはいつも悲劇なラストですから…

でも今回は泣きませんでしたね…
「burst error」の時は泣きましたけど

と言うわけでレビュー長くなりましたが、一旦終わりで!

私も今日すべてのシリーズをクリアしましたが、個人的には最高傑作だったと思います。
特に孤独を感じる若者と言う下りはとても面白かったです。

2016.11.30 21:10 URL | 名無しさん #- [ 編集 ]

◆名無しさま
ぎゃー!!!本当に本当に本当にすみません!!
コメントいただいてたのに・・・orz

「new generation」面白かったですよね。
EVEシリーズが本当に好きで「EVE The Lost One」で絶望してしまったのですが、ニュージェネは好きな作家さんが書くので期待していました。
ご本人は、原作は越えられないとおっしゃってましたが、私はすごくいいお話だったと思います。
久々にEVEが来た!と思いました。

お返事遅くなり本当に申し訳ありません。
ありがとうございました!

2017.04.02 11:03 URL | ツタ #/OAsIzR6 [ 編集 ]









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